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細菌とは〜Bacterium

地球が誕生したのは約46億年前、その後生命の起源ともなる有機アミノ酸が約40億年前に作り出され、約38億年前に細菌の祖先が誕生しました。

細菌の大きさはだいたい1〜3マイクロメートル。光学顕微鏡で見ることが出来ます。
野口英世が命を落とした黄熱ウイルス。ウイルスを見るには電子顕微鏡の発見を待たねばなりませんでした。

細菌には色々な形態があります。

  • 球状菌(代表菌:ブドウ球菌、連鎖球菌など)
  • 桿状菌(代表菌:大腸菌、緑膿菌、ジフテリアなど)
  • らせん状菌(代表菌:コレラ菌、腸炎ビブリオ、スピロヘータなど)

細菌は至るところにいます。。土壌や池、川、海、もちろん人間の表面や腸の中にもいます。最近では知られてきましたが、虫歯の原因はミュータンス菌という細菌です。小さい頃に大人の唾液から感染するとそのまま口腔内常在菌となり、虫歯を作り出します。

細菌の構成要素

細菌の構成

染色体 遺伝子情報を含む核タンパク質
プラスミド 遺伝性のある細胞質内DNA
繊毛 腸内細菌などでは鞭毛よりも細い、繊維状構造物
鞭毛 細菌の運動器
細胞質 酵素、補酵素、代謝物、ミネラル、リボゾームなどが存在
細胞膜 細胞壁の内側にある、細胞質と細胞壁を隔てている厚さ5nmの膜
細胞壁 細菌の表面を覆っている構造物。外部環境から保護する
莢膜(きょうまく) 粘液層が発達した厚い膜構造(一部細菌)

 

ヒトの体にいる細菌の役割

感染防御

ヒトの皮膚や腸内には環境に適応した細菌群で構成されており、外部からやってきた細菌の繁殖を防ぐ役割がある。
女性の膣内に常在しているデーデルライン桿菌は膣内を酸性に保ち、他の微生物の定着を防いでいる。

ビタミンの産生

ヒトには合成できないビタミン類を腸内細菌が生産し、それを人間が吸収し、利用している。腸内細菌とヒトは共生関係にあるとも言える。

免疫系の刺激

ヒトは無菌の状態では免疫系の刺激が起こらず、病原菌に感染しやすい。

 

細菌の増え方

細菌は一般に2分裂で増殖します。まずは遺伝物質が2つに分裂し、続いて細胞質の分裂が起こります。

 

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